2015年08月04日

NHK スーパープレゼンテーション TED 「自然の音に耳を澄ませなさい〜音響生態学者の40年」

バーニー クラウス The voice of the natural world 自然界の声 

・45年前、音風景をとり始めた頃は知らなかったが、どんな小さな動物やウイルスまでも音を発している。地球のどこであれ自然界には音がある。

温帯・熱帯雨林は活気に満ちた動物のオーケストラのようで、様々な種類による即興のハーモニーのようである。 

自然界の音の風景は独特であり、その音には沢山の情報が詰まっている。音の構成要素は大きく分けて3つである。 

1つは「ジオフォニ−」自然現象の音。2つ目は「バイオフォニ−」自然界の生き物が発するありとあらゆる音。3つ目が、「アンスフォロニー」我々人間が出す音である。 

昔は特に自然現象の音はあまり興味がなかったが、よく聴く事で自然環境の健康状態がわかるという事に気がついた。 

1960年台は、自然界のいい音をまとめて編集するのに、10時間録音すれば1時間くらいはいい音が録音出来た。だが、現在社会は1000時間録音しないといい音が取れない。 

自然環境が劇的に変化した為だ。私のコレクションの50%の音源はもう二度と取れない音である。
自然環境問題を考察する時、目で見える状況より、音で判断する事のほうが自然環境の実態がよく分かる。 

森林などで、択伐などは環境に全く影響がないと専門家は発表するが、択伐前と後では音からわかる状況が全く違う。明らかに、択伐後の方が鳥などの音が少なくなるのだ。

この真実は同じ場所の写真だけ見ても全く分からない。風景はさほど大きな変化はしないからだ。

カエルなどの音も非常に興味深い。カエルの音は実は求愛行動なのだ。そして、そのエリア にいるカエルで合唱する事で捕食者から身を守る意味もある。 

ジェット機などの飛行訓練のお陰で、カエルの合唱が近年上手く機能していない。そのせいでカエルの生体は近年減少傾向にある。環境が改善されれば少しずつ変化していくであろう。 

バイオフォニ−は自然界への理解を深めるのに、役に立つ。資源採掘、騒音、環境破壊などの影響が分かる。 

目で見て人は理解しようとするが、実は聴いたほうがよく理解出来るのだ。それらの音に耳を傾ける事でこの世界の真実を知る事が出来る。 

目で見る風景は正面方向に限定されてしまうが、一枚の絵が1000の言葉に値するなら、音の風景は1000枚の絵に相当するくらい価値がある。

全ての自然界の音、動物界の音はこの地球について述べているものであり、その中にこそ人類愛を育むヒントもあると私は思う。

今回のスーパープレゼンテーションは音が中心なので、是非皆様も再放送やオンデマンド等で一度視聴し、プレゼンテーション中の音を是非聞いていただきたい。 

目でみる情報は、正面方向の現状しかわからず、音を聴く事によって様々な真実が分かるという事に気づかせてくれた事に感謝したい。

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2015年07月25日

NHK スーパープレゼンテーション TED 「脅威の超高速3Dプリンター」

NHK スーパープレゼンテーション TED ジョセス・デシモーン 
What if 3D printing was 100x faster  もし3Dプリンターが100倍速かったら

最初にシンプルではあるが、複雑な構造のサンプルを持って登場。このサンプルは従来の製造技術では作る事が出来ない。 

射出成形や切削加工でも作れない形をしている。だが3Dプリンターなら作成する事が出来る。それをこのプレゼンテーション中の10分間で実現してみようと思う。 

一般的な3Dプリンターは実は、2Dプリントの繰り返しで作成している。重ねていき立体的に加工していくのだ。 

私は材料科学者であるが、ある事がきっかけで違う分野からヒントをもらった。我々はターミネーター2の液体金属のキャラを見て閃いた。 

このように現実世界にあのキャラのような事を実現出来ないかと思い実験をスタートさせた。これが出来たら今の3Dプリンターの3大欠点が解消される。

1つは時間がかかり過ぎる事。一層ずつなので壊れやすいという問題もある。そして使用出来る素材が少ないという事。 この問題が解決出来たら3Dプリント製造がより本格化していくであろう。 

そこで、新しい手法として、光と酸素を使う技術を開発した。光と酸素は逆の性質を持っているからだ。この新技術を応用する事によって従来の3Dプリンターの25倍から100倍の速度を実現した。革新的な技術でいずれ、1000倍の速度を実現出来るであろう。 

従来の3Dプリンターよりも優れた機能を持つ素材を使用する事が可能で、高弾性、緩衝性抜群のものがどんどん作れる事が出来る。

その技術がされに進化し、もの凄いスピードで様々な物を製造する事が出来たら、製造革命が起こるであろう。

現在はナノ領域で研究開発が行われていて、10〜1000ミクロンの物を製造するのは非常に困難であるが、この3Dプリンター技術を使用すれば、短時間で高精度な物が作成する事が出来る。 

近い将来3Dプリント革命が必ず起こるであろう。その技術は複数の産業の交差点でもある。ハード、ソフト、分子学の交差点なのだ。 

デザイナーや技術者達がこの最新の3Dプリンター「カーボン3D」をどう使うか非常に楽しみである。



発想のヒントが映画、ターミネーター2というのが非常に興味深い。様々なテクノロジーは様々な科学と産業を融合してどんどん発展していく。

今までの常識に囚われる事なく物事を進めていく、実行力が何よりも重要な事だとこのスーパープレゼンテーションを視聴して思った。 驚愕の技術なので、是非皆様も再放送やオンデマンド等で一度視聴願いたい。 


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2015年07月24日

NHK スーパープレゼンテーション TED コンピューターの中に手を入れてピクセルをつかもう

スーパープレゼンテーション TED イ・ジンハ 
Reach into the computer and grad a pixel コンピューターの中に手を入れてピクセルをつかもう

コンピューターを利用する人間とデジタルデータの距離が近年どんどん近くなってきている。今は1ミリ未満、タッチパネルの厚さの距離がある。 

もしその境界が無くなったら?

まず画面の中に入っていけるツールから作成した。これのお陰で、立体的なスケッチや手術のシュミレーションが出来るようになった。 

でも、このツールでは、手が画面側にある。そこで、最新技術の透視型モニターを使って3D空間で作業出来るツールを開発した。

画面の中にあるピクセルを掴む事を実現した。本棚を取る感覚でウィンドウやファイルを選択出来る。人がデジタルの世界に入る事に成功した。 

もしデジタルデータが画面から飛び出してきたらどうだろう?ネットショッピングなどの買い物の心失敗がなくなる。ゴーグルや透視型モニター越しにみると仮想空間上で試着などが出来てしまう。

デジタルデータ、ピクセルを現実の空間に再現する事が出来たら、日常の活動が劇的に進化するであろう。
データがただの情報ではなくなるのである。現実世界の一部となり人と共存する関係になるであろう。

境界という言葉の最後の壁は、想像力の限界だけという事になる日は間近という事だ。 


伊藤穰一さんのアフタートークより
30年前、MITメディアラボ初代所長、ニコラス・ネグロポンテ氏がTEDで世界初のタッチスクリーン技術を披露した。その当時はこんな技術絶対に普及しないと非難されたそうだ。 

今の世界はどうであろう?タッチスクリーンが生活の一部として機能している。きっと何年後かには、このプレゼンテーションで披露された映画のような世界のインターフェイスを、我々は普通に使いこなしているに違いない。けっしておとぎ話ではないという事である。 


言葉で表現すると、中々伝わりにくいかもしれないが、最先端の世界を垣間みる事が出来るスーパープレゼンテーションだった。マイノリティ・リポートでトム・クルーズが操作していたようなインターフェイスの世界に確実に近づいている。本当にワクワクするプレゼンテーションなので、是非視聴してみて欲しい。 

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2015年07月16日

NHK スーパープレゼンテーション TED 「赤ちゃんは何を考えているのか?」

アリソン・ゴプニック What do babies think? 赤ちゃんは何を考えているの? 

・赤ちゃんは何を考えているのか? 30年前は心理学者でさえ赤ちゃんには理性がないと思っていた。しかし、この20年で見解が変わった。ある意味、赤ちゃんは天才学者のような考え方をするのではないかと検証が進んでいる。

他人の考えや思いを理解するってすごく難しい。他人の気持ちは自分と同じではないからだ。では、赤ちゃんや幼児にはそれがわかるだろうか? 

そこで、私達はブロッコリーを使って実験する事にした。赤ちゃんに2種類の食べ物を渡してみる。生のブロッコリーと美味しいクラッカー。そして、大人達が演技をしてみる。 
普通にクラッカーは好きでブロッコリーは嫌いという演技だ。 

別のパターンはブロッコリーを食べ、おいしー!ブロッコリーおいしいわ!という演技をしてみる。クラッカーはマズっ!このクラッカーはマズイなぁ・・・という演技をしてみる。

実験の結果、生後18か月の子はどちらか美味しい方をちょうだいと言うと、ブロッコリーを渡してきて、15か月の子はブロッコリーが好きなふりをしたら困惑して、自分の好きなクラッカーを渡してきた。 

18か月の子は相手の好みを理解している証拠である。15か月の子には分からない。
つまり、この三ヶ月で成長し、様々な事を学んでいるという結果である。思いの他、沢山の事を赤ちゃんは学んでいる証拠である。 

では、どうして子どもは様々な事を短期間で学ぶのか? 
様々な動物の研究と合わせて見ると、この問題の意味が理解出来る。子ども時代の長さがその動物の脳の大きさや賢さに関係があるという事だ。 

鳥類などと比較してもデータで答えは出ている。カラスの賢さとニワトリの賢さは全く違う。つまり、子ども時代が長いとその分、知識が豊富になるのだ。 

ニワトリ、カラス、人間と比較していくと、様々な動物の中で親に頼る期間が1番長い生き物が人間。だから、脳が進化して賢くなるのだ。

しかし、デメリットもある。人間は一通り学び終えるまでは無力であるという事。
だからこそ、人間は分業をして子どもの頃は、守られていており学習だけしてればいいと。子どもというのは研究開発を行う部門で、大人は製造販売のように、様々な実践をしていくようば部門だ。

実際赤ちゃんは、最強の学習コンピューターのようで、正に科学者そのものである。
科学者は仮説をたて、証拠を集め再検討し、また検証の繰り返しが科学者である。

赤ちゃんも実は超複雑な計算を頭の中で繰り返しているのではないか?科学者のように条件付きの確率を計算して、世の中の仕組みを学んでいるのではないか? 

子どもは生活の中で、超複雑な確率計算を常にして、突飛な仮説をたて無意識で実験までも生活の中で繰り返しているのである。 

しかも、大人よりも4歳時のほうが確率計算が上手く出来るという事が最近の研究で分かってきている。 

子どもは沢山遊ぶ。では何故沢山遊ぶのか? 研究の結果、遊ぶ事によって実験のような事を繰り返しているという事になる。 

特殊な装置を使って子どもに実験をしてみると、楽しくしゃべりながら様々な仮説をたてながら実験装置の正解を見つけて行く。2分で5つの仮説の検証をしてしまうくらい天才なのである。 

乳幼児の意識というのは大人より鮮明であると私は思う。大人はスポットライトのようなもので、その1つの事に対しては集中出来るが、他の事に対する意識はスポットライトのように一部分しか照らせない。

だが、乳幼児の意識というのはちょうちんの明かりのようなもので、興味の対象を1つに絞るのは下手だが、同時に様々な情報を得る事が上手い。乳幼児というのは関心という事柄を選べないという事になる。あれもこれも面白いからだ。 

では大人が子どもと同じような感覚で学ぶのはどのような時か? それは新しい状況に身を置いた時である。新しい恋や新しい職場、引っ越しなど。

大人でも、頭が柔らかくて想像力豊かな子どものようになりたいのなら、時々は子どものような考え方をする事こそが大切である。 

大人は子どもを一生懸命育てるのは理に叶っている。子どもはとにかく沢山遊び、様々な事に失敗を恐れず挑戦すべきだ。大人達のほうが天才ではない。子どもの方が天才だという事を科学的に検証した本当に為になるスーパープレゼンテーションであった。このNHKスーパープレゼンテーションは度々再放送しているので是非視聴願いたい。 


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2015年07月11日

NHK スーパープレゼンテーション TED 「光と影に隠されたドラマ〜照明デザイナーの挑戦〜」

ロヒール・ファン・デル・ハイデ Why light needs darkness なぜ光には闇が必要か 

・こんな名言がある。「明かりが 空間の雰囲気を決める 明かりは 建築表現でもある」 
有名建築家、ル・コルビュジェの言葉だ。暗闇があるからこそ光の演習が出来る。

・人を健康で幸せにする照明。それには適度な暗闇が必要である。S・カラトバはこう言った。「証明設計は快適さのためだ」彼が言う快適さとは豪華さではなく、くつろぎや癒やしということが該当する。空が見える、太陽を感じることが出来る暮らしの質を高める設計で建築していくことが大切である。

・その理想を実現するのが、光と影。全ての基本は太陽である。地球の全てのエネルギーの元は太陽からくるので、そのエネルギーを最大限に活用する。

・美しく変化する太陽の光を、建物の中に取り入れることで、暮らしを豊かに出来るということを実現したい。太陽の動きを感じるのに必要なのが暗闇である。

・現代医学では、光についての理解がかなり深まっている。体内時計に最も影響を及ぼすのは、青い光が関係している。青い光をコントロール出来れば様々な治療が可能になるかもしれない。 飛行機での時差ボケ防止や、学校で集中出来るようになるとか様々な効果が期待出来る。

・光は人と人をつなぐものであり、人と万物をつなぐものでもある。人は明かりのある所に集まって交流する。そして、暗闇があるからこそ、人は想像し考え理解することが出来る。

・けれど世界の都市はどんどん近代化して、光の演出によって様々な可能性がある。
私達は、都市の照明を見直すべきである。常に明るい必要があるのか? 世界では暗闇がある場所が減ってきている。

・私達は、暗闇をキャンバスにして明かりを作るべきだ。光と闇が新しいドラマを生むのだ。
都市と農村では全く空の見え方が全く違う。星空を見るのは都会ではほぼ不可能だ。 
劇場のように素晴らしい光と暗闇の空間をこれからも多く想像していくことこそが大切であると私は思う。 

常に明るい必要はない。空間を暗闇を元に、自然を最大限に活かす建物を増やすことこそが大切である。 


光と暗闇。正に人生も同じだと私は思った。光の部分だけではなく暗闇の部分も大切なんだとこの照明のプレゼンテーションを視聴して深く考えたことである。現代は今まで存在しなかったくらい光にまみれた生活をしている。暗闇のパワーと自然のパワーをもう一度考察するのも大切だと思った。

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