2015年08月09日

NHK 心と脳の白熱教室 第3回 「あなたの中のサイコパス」 1

NHK 心と脳の白熱教室。オックスフォード大学、エレーヌ・フォックス教授とケヴィン・ダットン博士の興味深い講義を記載していきます。 

・あなたの中のサイコパス
サイコパスと聞くとまずは異常犯罪者の事を思い浮かべるが、実はそれだけがサイコパスではない。サイコパス=犯罪者ではないのだ。 

映画の中のようにサイコパスの人が異常で無慈悲な訳ではない。実は超天才的な能力を発揮出来る可能性があるのだ。暴力とサイコパスは異なる神経上にあるので決してイコールではないのだ。

あの有名なジェームス・ボンドは実は高い知性を持ったサイコパスなのだ。逆に非暴力だが、悪の道に逸れたのが「羊たちの沈黙」で有名なハンニバル・レクターである。現実社会にはサイコパスの人が沢山いて、多くのサイコパスは刑務所に入ってはいない。 

ある職業で成功する為の定義はさほど難しくない。それぞれの職業にあった心理的起爆剤があるのだ。サイコパスの特徴こそが成功の要因となる事がある。

ある実験では刑務所の中にいるサイコパス的犯罪者より、企業の重役に就いている人の方が、サイコパス的要素が非常に高かったという結果がある。 

・職業的サイコパス度
イギリスの調査で、最もサイコパス度が高い職業とは? 実は、企業の最高経営責任者である。2位は弁護士。その他には、警察や外科医、聖職者も入っている。 

サイコパス度が最も低いのは、介護士である。2位は看護師。他にはアーティストや内科医などが入っている。 

・著名人のサイコパス度
マーガレット・サッチャーはサイコパス的とよく言われているが、実はそこまでサイコパス度が高くない。冷淡なイメージがあるが、舞台裏では実は温かみがある人だったとの証言もある。難しい場面では、その温かさを抑えて、様々な決断を実行していたのである。 

サイコパス度が最も高い人物とは? 2位がアドルフ・ヒトラーで、1位はヘンリー8世である。サイコパス度が高いと緊張も特にせず、無慈悲な行為を平気でしてしまうなどこの2人の人物には当てはまる内容である。 


この講義を視聴するまで、私もサイコパスと危険で異常犯罪者だけの特性と思っていたが、様々な天才的要素もあると分かって大変勉強になった。職業的特性にサイコパスの要素もあると知れただけで有意義な講義であった。 

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2015年08月03日

NHK 心と脳の白熱教室 第2回 「本当の楽観主義とは」 2

NHK 心と脳の白熱教室、第2回目の講義の後編を記載していきます。幸福とは?という問題に新しい価値観を持てる最良の番組ですので機会があれば是非視聴下さい。 

・エレーヌ・フォックス教授が考える幸福の第一ステップとは?
私達はどうしても他人やパートナーが望む人生を臨もうとするが、本当に大切なのは自分が本当にやりたい事を実行していく事である。 

・人間の3つの状態
アメリカの研究で以下の事が分かってきた。うつ状態・ぱっとしない状態・万事順調な状態の3つである。 

研究の結果、多くの人ぱっとしない状態がほとんどであるという事が分かった。そこで大切な事は物質的な富を追求するのではなく、人生の目的を持つ事。心から手にしたいと思う事に進んでいくという事が人生の幸福感に繋がってくるという事が研究で分かってきた。 

・心の回復力とは?
ここでの定義は困難な事が起こった時どう立ち直る事が出来るかという事で講義を進めようと思う。

回復力の違いは人によって様々であるが、研究によると楽観主義や悲観主義が重要ではなく、経験してきた人生の様々な出来事が重要と分かってきた。 

悲観主義に陥りそうな時でも何とか楽観主義に心をもっていこうとする経験を何度か積み、心をコントロールしていく事こそが非常に大切である。 

教授は幸運な事に、俳優のマイケル・J・フォックス氏にインタビューする機会を得た。マイケル氏は人気絶頂の頃、パーキンソン病という重い病を患った。その診断を下された時、これで俳優人生も幕を閉じたと思った。

だが、長期的にみれば、何とか事が好転すると思えるようにマイケル氏はいつも思っていたそうだ。この事例からも分かるようにいつも楽観主義で万事順調という思考だけが正しいとは限らず、現実的な楽観主義が大切で、長期的には物事が良くなっていくと思う事が大切である。 

私達に必要なのは、楽観主義とほんの少しの悲観主義のバランスが重要である。
楽観的な思考とは、ポジティブ思考と考えられているが、最近の研究では、ポジティブ思考だけが、楽観思考とは断定していない。

・教授が定義する楽観主義の要素
ポジティブな思考、ポジティブな行動、根気と粘り強さ、自分の人生をコントロールしている感覚の4つである。 

その中でも、ポジティブな行動というのがポイントである。その最たる例がエジソンである。
有名な言葉に、1万回失敗したのではなく、1万回上手くいかない実験をしたにすぎないとう言葉の中にエジソンの偉大さが込められている。根気という部分はビジネスでは特に重要だ。 

うつ病の人は特に人生をコントロール出来ていないと思う傾向が強い。楽観的な人は例えコントロール出来ているのが幻想だとしてもそう思う事が出来る人が多い。 

ポジティブ思考を無理に実行する事が大切ではなく、むしろ、ポジティブな行動を根気強く行っていける事こそ真の楽観主義と言えよう。そして、様々な研究データを検証していくと楽観主義の人の方が明らかに長生きで病気も少ないという事が研究で明らかになりつつある。


今回の講義も様々な角度で楽観主義とは?という深いテーマを考察出来る最良の番組であった。無理にポジティブに考えるという事が全て楽観主義かと言われるとそれは楽観主義ではないという教授の視点に感動を覚えた。 

ポジティブな行動と根気。そしてバランスよく思考するのが精神的にも肉体的にも人生にいい影響を与えるという事を学ぶ事が出来て大変有り難い。皆様も是非一度白熱教室シリーズを視聴して見ていただきたい。

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2015年08月02日

NHK 心と脳の白熱教室 第2回 「本当の楽観主義とは」 1

NHK 心と脳の白熱教室、第2回目の講義を記載していきます。心と脳という大切な問題を考察する最良の番組なので、機会があれば是非視聴下さい。 

・楽観主義と悲観主義とは一体何のか? 
エレーヌ・フォックス教授は、ある日貴重な経験をした。ある男性は、イギリスを代表する資産家の男性だったが、長年の悲観主義に苦しみ電車に飛び込んで命を絶ってしまった。 

同じに日に自殺願望を抱く女性が海に飛び込み自殺をしてしまい、海中で息絶えようとしていたその時、危険を顧みず1人の見知らぬ男性が命を顧みず彼女を救った。 

その男性は、インタビューでその自殺する女性だって家族がきっといる。女性の家族の事を思うと助けずにはいられなかった。その男性は去年まで、ホームレスで政府から保護を受けていた男性であった。 

まったく同じ日に、片方は全てを手にしている誰もがあこがれる人なのに命を絶ち、一方ではホームレスまで経験しているのに、たくましく生きていて、幸福に満ちている。

楽観主義と悲観主義というのは根本的な違いを人生にもたらす。ではこの違いはどこから生じてくるのか?
私達の脳のメカニズムは楽観脳・サニーブレイン、悲観脳・レイニーブレインの両方のメカニズムを備えた脳であるという事をまず知るべきである。 

・社交不安障害とは?
他人と関わる場面において、著しい不安や緊張を感じてしまう疾患。この障害を抱えている人は自分自身の行動をどう解釈するかが問題で、根深い認知バイアスに陥っている。 

この障害を和らげる為には、他人はさほど自分の事なんか対して気にしていないという認知バイアスを変化させてあげる事が大切である。

・本当の楽観主義とは?
今までは、悲観的な障害や病だけ研究されてきたが、現在は楽観主義の側面の研究が著しく進化してきている。

・幸福感を作るものとは?
真の幸福感とは近年の研究で安心感や、愛情といったワードが重要視されている。子どもであれば、守られている安心感や、親の愛情などが重要となる。

もし、子どもの家庭環境があまり良くなかったり、紛争地域で育ったたりしたら、大切なのは、1人だけでも何でも話せる大人の存在というのが非常に大切である。その大人の存在は近所の大人などでも大丈夫である。 

逆に同年代の子どもだけではいけない。大人の存在が非常に大切のだ。安心感と愛情は子どもの成長にとって無くてはならないものなのだ。 

金銭面の安心感は、一定の額までは重要と考えられている。だが、余分な富は幸福感という感情ではあまり意味を成さない。

それより大切なのは、人生において目的を持ったり、好奇心を持つ事の方が重要である。収入が増えれば幸福感は増すのかといったら一概には言えないという事が研究で分かってきた。 

その理由が他人との比較である。欲しいものを手にすると私達は少しだけ自分より上の人と比較してしまう。その比較が幸福感を薄め悲観的なバイアスをもたらすのである。

このバイアスこそが自らを苦しめるバイアスとなっていく。他人と意識する事は幸福感を薄める結果を招くのだ。他人との無意味な比較を辞め、自分の幸せの為に様々な角度から思考する事が幸福感をもたらす要因となるのだ。 


今回の講義も非常に学びの多い講義となった。楽観主義と幸福の本質とは何かという事を考察する最良の講義であった。他人との比較という事をどうしてもしてしまうが、その比較は意味がないという事を理解出来ただけでも大きなアップデートだと思う。 

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2015年07月29日

NHK 心と脳の白熱教室 第1回 「楽観脳と悲観脳」 2

・ある1つの実験がある。ロンドンでとてもネガティブな男性がいた。その男性は人生の全ては悪い事ばかりで良い事は無いと決めつけていた。その男性に1つの気持ちを切り替えるテクニックを教えた。地下鉄や人が沢山いる所で、笑顔で幸せそうな人を探す訓練をさせた。 

そうする事で日常のあらゆるポジティブな場面を探す事が出来るようになった。いかにして良い事を記憶しておくか。認知バイアスは私達の性格を形作る上で大変重要である。

シェークスピアは言った。「ものの良し悪しは考え方1つで変わる」

私達の日常に良い事と悪い事が色々起きているように思っているが、自分自身でどう解釈していくのかが、一番重要である。 

人は生まれながらにして、2つの事に注意して生活している。恐怖のシステムと快楽のシステムである。この脳の根本的な部分が楽観主義と悲観主義の根底にある問題である。

恐怖の脳と快楽の脳は必ず誰しも持っているが、反応するスピードは違う。重要なのはこの2つの脳のバランスが大切である。

脳には進化の仮定で3つのカテゴリに分ける事が出来る。生存脳、感情脳、思考脳の3つである。生存脳と感情脳に関しては脳の下の部分にあるが、地球の生物にも沢山存在している。

・悲観脳の仕組み
扁桃体と呼ばれる小さな部分が、危険を察知する部分で、危険を察知すると全ての思考を停止して命を守れという信号が脳のあらゆる部分に送られる。 

・楽観脳の仕組み
側坐核と呼ばれる部分が、前頭連合野という部分に快楽の信号を送る。人は楽しい事よりも怖い事のほうが生命にとっては重要で脳に送る信号もより強烈なものになる。

恐れのシステムの方が、人の脳はとても強く出来ている。ネガティブの感情の方が強いとも言える。恐怖のシステムにはいい部分と悪い部分がある。 

恐怖というものは時には様々な部分に利用される。政治や宗教もその1つだ。恐怖のシステムの方が、人の脳は強めに反応するからである。ニュースは悪いものばかりというのは理にかなった方法で、注目を集める事が出来るからである。

悲観脳の訓練はとても簡単だ。ネガティブな事は世の中に溢れているからだ。扁桃体を手術で除去してしまうと、人は恐れを察知する能力を無くしてしまう。車の前に出てしまうとか危険を予知出来ない。 

・悲観主義が必要な職業は?
医療分野がそうである。楽観的に見ていたら職業として成り立たない。パイロットや軍隊、警察等もそうである。

世界から全ての悲観的な事が無くなったら、果たして全て上手くいくかというと一概にそうとは言えない。恐怖のシステムには多くのプラス面もある。楽観的すぎるのも多くの失敗をもたらす可能性がある。

思考1つで我々の体内では本当に病気になる可能性がある。思い込みの強さで体調は変化するし、認知バイアスによって支配されているという事である。

恐怖のシステムを無理に取り除こうとはせず、バランスよく利用していくのが大切である。


悲観的過ぎると良くないというものだが、今回の講義で悲観脳も生活に非常に大切だという事が科学的に理解出来て本当に勉強になった。

どんな事でもバランスが大切である。脳もバランス良く思考していくのが大切で、他の生物より発達した思考脳を訓練していく事が大切だと改めて思った。NHK白熱教室シリーズは世界最先端の講義なので是非皆様も視聴願いたい。 

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2015年07月28日

NHK 心と脳の白熱教室 第1回 「楽観脳と悲観脳」 1

NHK 心と脳の白熱教室。オックスフォード大学、エレーヌ・フォックス教授とケヴィン・ダットン博士の興味深い講義を記載していきます。 

・何故問題に対処出来る人と出来ない人がいるのか? 楽観主義と悲観主義の違いを考察していこう。

打たれ強さを思っている人がいるのに、多くの人は何故持っていないのか?単純な違いに見えるが大変複雑で興味深い研究材料だ。 

とても困った事があるのに、楽観的に考える人々がいる。近年の研究で心理学者はこの謎に近づきつつある。その答えは、サニーブレイン・楽観脳、レイニーブレイン・悲観脳という、脳の働きにあるのではないかという可能性が高まってきた。 

脳の回路の違いで、物事をポジティブに考える人とネガティブに考える人がいる。
心理学の世界では、「認知バイアス」と呼んでいて、思い込みや恐怖心などで論理的な判断を下だせない心理パターンの事をいう。 

日々の暮らしの中でいい事を見つけるのか、悪いことを見つけるのかという判断を脳は常に行っている。それは、日々訓練しているのと同じである。楽観的になるか、悲観的になるか何度も繰り返して脳は訓練しているのだ。認知バイアスには4つの大まかな部類がある。

・帰属のバイアス
物事の原因を自分にどう説明するかというバイアス。人生の様々な場面で上手くいかない事は沢山ある。その時にどう自分に納得させるかで人生の意味が大きく変わってくる。 

例えばとても大切な試験に落第したとする。その時にこの落第した事をどうとらえるか?
重度のうつ傾向がある人は、試験とはどれも難しいものだと決めつけ、楽観的な人はあのテストは特に難しかったと思うように考える。 

極度に悲観的な人は、人生は全て大変で、試験というのは全て大変だと考えてしまう。このようにどのように理由付けするかで、世界の見え方は全く変わってしまうのである。

・注意のバイアス
私達は様々な情報に対して、無意識に引きつけられてしまう。ストループテストと呼ばれるテストを実施すると、楽観的な人と悲観的な人では、悲観的な言葉に対する反応が違う事がこのテストでわかった。悲観的な人は日常生活で悲観的な言葉に多くの時間を取られている。 

・解釈のバイアス
人は多くの発言をするが、その多くは実は曖昧な事が多い。曖昧な事をどう解釈するか。音なども人によって全く違う意味になる。この解釈の違いも楽観的な人と悲観的な人では全く違う。 

・記憶のバイアス
大きな出来事はしっかりと覚えているが、小さい出来事は人によって違いがでる。うつ病の人はネガティブな記憶を多く留める傾向がある。良い事は忘れてしまい、悪い事を鮮明に記憶してしまう傾向にある。反対に楽観的な人は楽しい事ばかり覚えている傾向がある。このように記憶のバイアスは無意識に記憶に留めてしまう。 

楽観主義と悲観主義。様々な人の言葉に注意していると、本当にその人が常にどんな思考なのか分かる。今回の講義で心理学、脳科学的に考察出来た事が何より為になった。悲観的になりそうな事が溢れる現代であるが、多くの楽観的な言葉をこれからも取り入れていきたい。  

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