最近ニュースを騒がしている南青山児童相談所問題についてメディア論という側面から考えてみよう。
ニュースを読んだ限りでは、反対派住民のイメージがかなり悪くなるような報道が多い。
これは、私がよく言及しているメディアの一方的な報道である。たしかに住民の反対はいただけないものではあるが意見の1つだと思う。
視聴率受けしやすいニュースはとことん利用する大手メディアの姿勢は如何なものか。そこまで大きい問題だろうか?
それよりも、今国会ではありとあらゆる法案が大した議論もないまま成立していることや、その他本当にニュースにしないといけないことは山ほどある。
その中で南青山児童相談所問題は国民が知るべきニュースであろうか?
自分の人生を賭けて守って来た財産が目減りするのを何とか阻止したいという感情が混ざって複雑な問題ではあるが、大手メディアが取り上げてクローズアップする問題ではないと思う。
南青山の住民は何てけしからんのだ!と思わせる誘導こそがメディアの思惑である。日本型記者クラブが配信するニュースは本当に気をつけて触れていかないといけない。
世界の潮流とは全く逆の大手メディアにとことん要注意だ。
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