歴史的著名人での調査をみると女性のほうがサイコパス度は低い結果がある。理由は発達段階や言語や感情の違いがある。
社会的にサイコパスというレッテルを貼られると不都合があるので、中々データとして表に出ないという事も考えられる。
サイコパスが犯罪者になる要件ではない。遺伝子的にサイコパス度が高い人の場合、幼少期に受けた虐待やトラウマが引き金となって、邪悪な行為に走る恐れがあるのだ。
逆に遺伝子的にサイコパス度が高くても、家庭環境と教育の方向で、ビジネス等で成功する可能性もあるのだ。
悪い事の全てをサイコパスな人に向けるのは、実は正しくない。サイコパスはごく少数なのだ。一般的と言われる人の方が実はより残酷だったりするのだ。
優れた実業家や、カリスマ性を持った人々とサイコパス度が高い事は、実は相関性がある研究結果もある。
歴史に名を残す残忍な犯罪者の言動を分析すると、標的にしやすい女性は、歩き方を見ただけでわかると発言している。逆の見方をすれば、非常に観察力が高いという事を意味する。
・サイコパス的特性
空港などの税関などの仕事の場合、サイコパス度が高い人の方がより多くの問題を発見出来るという研究もある。一般的な人よりも実に多くの問題を発見出来るそうだ。観察力、洞察力に秀でているという結果である。
・冷淡な共感、温情の共感
有名なトロッコのジレンマという例で、サイコパスは個人的なジレンマという事を感じる事なく難しい判断を下す事が出来る。個人的なジレンマという場面ではサイコパスは全く違う思考する事がある。
・あなたの中のサイコパス
サイコパスであるのは白か黒かの判断ではなく、特定の状況で変化していくものである。職業の中ではサイコパス度が高い方が有利という側面もある。
何かを成功させる要因というのは、能力を活かす事はもとより、能力を活かす人格が必要になってくるという事を認識するのが、大切である。
もし、やりたくない事や先延ばしにしたい事があった時に、自分に問いかけて欲しい。何時から気持ちが乗らなければ行動出来なくなってしまったのか。
感情と行動を切り離して考える必要がある。その切り離して考えるという事はあなたの中のサイコパス度を調整する事なのだ。そのサイコパス度をコントロールする事こそ成功のきっかけとなるであろう。
サイコパス度をコントロールしていく。感情と行動を切り離して考えていく。本当に大切なことだと思う。先延ばしする癖は中々直らないが、このようにサイコパス的側面で考えていくとより良い行動を実行出来ると思う。今回も素晴らしい講義であった。是非皆様も一度視聴願いたい。
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