2015年04月24日

NHK プロフェッショナル仕事の流儀から見る人の無限のチカラ

先日のNHK プロフェッショナル仕事の流儀で特集された、ぎょう鉄職人の葛原幸一氏の
超絶テクニックに本当に痺れた。 

私もこの番組を視聴するまで、ぎょう鉄職人という言葉すら分からなかった。 詳しくは番組HPを参考にして頂いて、簡単に説明すると、ガスバーナーと水を使って鉄を自在に曲げる職人である。 

葛原氏がいつも作業している鉄はただの鉄ではない。日本の大型タンカーの底に使う超特殊な鉄である。 

昨今の電力事情を鑑みると海外からLNGをタンカーで運んできて火力発電で我々の電力を賄っていいる。 

日本の大型タンカーの性能は世界一だそうだ。 スピード、燃費、トータルの性能、どれをとっても世界最高の造船国が我が国なのである。 

その造船で最も重要な船体の底の鉄板は何千枚と繋ぎあわせて製造する。その1個1個の鉄の形状は非常に複雑である。 

機械では不可能。 人間の力でないとミリ単位に鉄を曲げるなんて芸当はとてもじゃないが出来ない。 

葛原氏の仕事は一切マニュアルなんてない。曲げる鉄の型の木を与えられて終わりである。同じ形状の鉄なんて1個もない。毎日違う作業をする。 

全て勘とイメージのみで仕事していく。葛原氏の作業が終わらないと造船作りがストップしてしまう。プレッシャーの毎日である。 アドバイスも誰もしてくれない。いやレベルが凄すぎてしようがない。 

葛原氏のような職人がいてこの国は成り立っている。 職人は本当に日本の宝だ。今この瞬間も職人の皆様のおかげで我々の日常生活が守られていると思うと感謝せずにはいられない。 

職人の皆様が安心して働き安心して死んでいけるようにするのが今を生きる我々の使命である。  


posted by イトウ ヒロ at 07:07| Comment(0) | TrackBack(0) | NHK プロフェッショナル仕事の流儀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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