2015年07月31日

NHK コズミックフロント・スターズ 「アポロ13号危機からの生還」 2

本日もアポロ13号、奇跡の地球生還劇、後編になります。「輝かしい失敗」といわれたミッションを当時の現場の証言を元に振り返ります。 

・爆発から1時間42分。司令船の電力が無くなる寸前にコンピューターのバックアップ作業が終了。この時、乗組員の生命に関わる想定外の事態が発生していた。 

二酸化炭素問題である。月着陸船は2人分の二酸化炭素排出量しか想定していない。着陸船の濃度が空気中の3%を超えると頭痛、めまい、吐き気などを引き起こしてしまう。

濃度10%を超えると死に至る。すでに事故から1日半。着陸船内の二酸化炭素は2%に上昇していた。

解決索を提案したのが、乗務員システム部門チーフのエド・スマイリーさん。管制官ではなく機材等を作成するエンジニアである。 

スマイリーさんのアイデアは、司令船に備え付けていた二酸化炭素吸収カートリッジを月着陸船で使用出来るように改造するアイデアを提案。 

船内にある、ありとあらゆる道具を使って応急処置を施した。この応急処置で二酸化炭素は0,1%に以下に下がった。スマイリーさんのアイデアが乗組員の命を救う事になった。

しかし、最後のハードルが待っていた。アポロ13号は地球に向かう軌道から少しずつずれ始めていたのだ。

節電の為コンピューターの電源は落としていた。乗組員は太陽と月を見て手動で方角を修正する事になった。大気圏に突入して果たして無事に地球に帰還出来るか。大きな賭けであった。 

交信再開予定の時間になっても乗組員に音声が聞こえない。最後の最後でミッションが失敗に終わったと誰もが思ったその時、ジム・ラベル船長の無線が管制官に届いた。 

拍手喝采に湧く管制室。ミッションは大成功したのである。 

ジム・ラベル船長は最後に、「チームが一丸となってミッションに取り込んだ。その結果が奇跡の生還を果たす事が出来た」と語った。

アポロ13号のミッションは「輝かしい失敗」または「最も成功した失敗」とも言われている。乗組員と管制室がとにかくミッション成功の為に一丸となった。この事が奇跡の生還を可能にした最大の要因である。



アポロ13号から学ぶ事は本当に沢山ある。人類を月に送る事も想像を絶するが、途中で問題が起きたのに、無事に帰還させた功績は後世に受け継がれるミッションであった。

人のアイデアと力をあわせるという行為は、無限の力を産む。このアポロ13号の事思うといつもその大切な事を思い出させてくれる。 

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2015年07月30日

NHK コズミックフロント・スターズ 「アポロ13号危機からの生還」 1

本日は、あのアポロ13号、危機からの奇跡の生還の番組を記載していきたいと思います。「輝かしい失敗」と語り継がれる奇跡の生還劇です。

・1970年4月。アメリカ ケネディ宇宙センター。3人の宇宙飛行士を乗せ、アポロ13号が月に打ち上げられた。

それまで、2度の月面着陸を果たしているNASAは、このミッションの失敗を疑う者は誰一人としていなかった。しかし2日後、機内で爆発が起き、アポロ計画史上最大の危機が訪れる。

事故が起きた時、アポロ13号は地球から32万キロ離れ、まもなく月の引力圏に入る所であった。

地球との衛生中継が終了後に異変は起きる。月着陸船操縦士、フレッド・ヘイズさんは、まるで外から大きなハンマーで叩かれたような大きな音を耳にした。

アポロ13号船長のジム・ラベルさんはこの瞬間にとんでもない事が起きたと瞬時に理解した。操縦を自動から手動に切り替え直ぐに対処した。 

アポロ13号には2つの酸素タンクが搭載してあるが、その1つが爆発したのだ。もう1つからは酸素が漏れ出す最悪の事態となった。 

当時のシステムは酸素と水素を利用した燃料電池を利用するので、酸素タンクの爆発というのは、全てのエネルギーを失う可能性のある致命的な事態となった。

このままの状態が続くと2時間以内に電力が全て無くなって、宇宙飛行士の生命の危機に直面する。司令室では、反転して地球に帰還させようという意見が高まってきた。

この意見に強く反対したのが、航空力学担当官の、ジェリー・ボスティックさんだ。ジェリーさんは爆発と同時にメインエンジンも故障している可能性を指摘。

もう1つの案が、月の引力を利用し、最小限のエネルギーで地球に帰還する方法である。だがこの場合は地球帰還まで4日もかかるという現実に直面する。電力がどうしても持たない。

フライトディレクターの、ジーン・クランツさんは、問題発生時の原則として、まず考える時間を取れる方法を選ぶ事。次にこの後、事態が悪化しても選択肢が多く残せるようにする事が危機発生時の原則であると語ってくれた。 

ジーンさんは現場の意見を取り入れ月を周回して帰還する方法を選択。そして、月着陸船を使用して地球に帰還する驚くべき判断を下した。 月着陸船には独自の電力があるので、その電力を地球帰還の望みを託す計画を実行した。


アポロ13号の事は、小学生の頃、父親の影響で何回も映画で見て、内容の一部は分かっていたのだが、このように当時実際に関わっていた人の証言を聞くと本当にあのどんでもないピンチからよくぞ生還したと心から思う。

ジーン・クランツさんの危機に直面した時の原則というのが、これからの人生にとっても大切な言葉であると痛感した。選択肢を増やす決断というを事を意識しながら日々進んで行きたいと思う。

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2015年07月29日

NHK 心と脳の白熱教室 第1回 「楽観脳と悲観脳」 2

・ある1つの実験がある。ロンドンでとてもネガティブな男性がいた。その男性は人生の全ては悪い事ばかりで良い事は無いと決めつけていた。その男性に1つの気持ちを切り替えるテクニックを教えた。地下鉄や人が沢山いる所で、笑顔で幸せそうな人を探す訓練をさせた。 

そうする事で日常のあらゆるポジティブな場面を探す事が出来るようになった。いかにして良い事を記憶しておくか。認知バイアスは私達の性格を形作る上で大変重要である。

シェークスピアは言った。「ものの良し悪しは考え方1つで変わる」

私達の日常に良い事と悪い事が色々起きているように思っているが、自分自身でどう解釈していくのかが、一番重要である。 

人は生まれながらにして、2つの事に注意して生活している。恐怖のシステムと快楽のシステムである。この脳の根本的な部分が楽観主義と悲観主義の根底にある問題である。

恐怖の脳と快楽の脳は必ず誰しも持っているが、反応するスピードは違う。重要なのはこの2つの脳のバランスが大切である。

脳には進化の仮定で3つのカテゴリに分ける事が出来る。生存脳、感情脳、思考脳の3つである。生存脳と感情脳に関しては脳の下の部分にあるが、地球の生物にも沢山存在している。

・悲観脳の仕組み
扁桃体と呼ばれる小さな部分が、危険を察知する部分で、危険を察知すると全ての思考を停止して命を守れという信号が脳のあらゆる部分に送られる。 

・楽観脳の仕組み
側坐核と呼ばれる部分が、前頭連合野という部分に快楽の信号を送る。人は楽しい事よりも怖い事のほうが生命にとっては重要で脳に送る信号もより強烈なものになる。

恐れのシステムの方が、人の脳はとても強く出来ている。ネガティブの感情の方が強いとも言える。恐怖のシステムにはいい部分と悪い部分がある。 

恐怖というものは時には様々な部分に利用される。政治や宗教もその1つだ。恐怖のシステムの方が、人の脳は強めに反応するからである。ニュースは悪いものばかりというのは理にかなった方法で、注目を集める事が出来るからである。

悲観脳の訓練はとても簡単だ。ネガティブな事は世の中に溢れているからだ。扁桃体を手術で除去してしまうと、人は恐れを察知する能力を無くしてしまう。車の前に出てしまうとか危険を予知出来ない。 

・悲観主義が必要な職業は?
医療分野がそうである。楽観的に見ていたら職業として成り立たない。パイロットや軍隊、警察等もそうである。

世界から全ての悲観的な事が無くなったら、果たして全て上手くいくかというと一概にそうとは言えない。恐怖のシステムには多くのプラス面もある。楽観的すぎるのも多くの失敗をもたらす可能性がある。

思考1つで我々の体内では本当に病気になる可能性がある。思い込みの強さで体調は変化するし、認知バイアスによって支配されているという事である。

恐怖のシステムを無理に取り除こうとはせず、バランスよく利用していくのが大切である。


悲観的過ぎると良くないというものだが、今回の講義で悲観脳も生活に非常に大切だという事が科学的に理解出来て本当に勉強になった。

どんな事でもバランスが大切である。脳もバランス良く思考していくのが大切で、他の生物より発達した思考脳を訓練していく事が大切だと改めて思った。NHK白熱教室シリーズは世界最先端の講義なので是非皆様も視聴願いたい。 

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2015年07月28日

NHK 心と脳の白熱教室 第1回 「楽観脳と悲観脳」 1

NHK 心と脳の白熱教室。オックスフォード大学、エレーヌ・フォックス教授とケヴィン・ダットン博士の興味深い講義を記載していきます。 

・何故問題に対処出来る人と出来ない人がいるのか? 楽観主義と悲観主義の違いを考察していこう。

打たれ強さを思っている人がいるのに、多くの人は何故持っていないのか?単純な違いに見えるが大変複雑で興味深い研究材料だ。 

とても困った事があるのに、楽観的に考える人々がいる。近年の研究で心理学者はこの謎に近づきつつある。その答えは、サニーブレイン・楽観脳、レイニーブレイン・悲観脳という、脳の働きにあるのではないかという可能性が高まってきた。 

脳の回路の違いで、物事をポジティブに考える人とネガティブに考える人がいる。
心理学の世界では、「認知バイアス」と呼んでいて、思い込みや恐怖心などで論理的な判断を下だせない心理パターンの事をいう。 

日々の暮らしの中でいい事を見つけるのか、悪いことを見つけるのかという判断を脳は常に行っている。それは、日々訓練しているのと同じである。楽観的になるか、悲観的になるか何度も繰り返して脳は訓練しているのだ。認知バイアスには4つの大まかな部類がある。

・帰属のバイアス
物事の原因を自分にどう説明するかというバイアス。人生の様々な場面で上手くいかない事は沢山ある。その時にどう自分に納得させるかで人生の意味が大きく変わってくる。 

例えばとても大切な試験に落第したとする。その時にこの落第した事をどうとらえるか?
重度のうつ傾向がある人は、試験とはどれも難しいものだと決めつけ、楽観的な人はあのテストは特に難しかったと思うように考える。 

極度に悲観的な人は、人生は全て大変で、試験というのは全て大変だと考えてしまう。このようにどのように理由付けするかで、世界の見え方は全く変わってしまうのである。

・注意のバイアス
私達は様々な情報に対して、無意識に引きつけられてしまう。ストループテストと呼ばれるテストを実施すると、楽観的な人と悲観的な人では、悲観的な言葉に対する反応が違う事がこのテストでわかった。悲観的な人は日常生活で悲観的な言葉に多くの時間を取られている。 

・解釈のバイアス
人は多くの発言をするが、その多くは実は曖昧な事が多い。曖昧な事をどう解釈するか。音なども人によって全く違う意味になる。この解釈の違いも楽観的な人と悲観的な人では全く違う。 

・記憶のバイアス
大きな出来事はしっかりと覚えているが、小さい出来事は人によって違いがでる。うつ病の人はネガティブな記憶を多く留める傾向がある。良い事は忘れてしまい、悪い事を鮮明に記憶してしまう傾向にある。反対に楽観的な人は楽しい事ばかり覚えている傾向がある。このように記憶のバイアスは無意識に記憶に留めてしまう。 

楽観主義と悲観主義。様々な人の言葉に注意していると、本当にその人が常にどんな思考なのか分かる。今回の講義で心理学、脳科学的に考察出来た事が何より為になった。悲観的になりそうな事が溢れる現代であるが、多くの楽観的な言葉をこれからも取り入れていきたい。  

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2015年07月27日

FNS27時間テレビ テレビのピンチ

FNS27時間テレビが終わり、いよいよ夏本番である。私の中で、FNS27時間テレビが夏のスタートで、日テレの24時間テレビが夏の終わりという1つの独自の区切りがある。 

今年の27時間テレビも様々な企画があり、全て視聴出来た訳ではないが、ドリームカバーという企画が最も面白かった。 

日本を代表するアーティストが普段絶対にやらないようなカバーを披露してくれる企画で、27時間テレビならではの素晴らしい企画であった。 

華原朋美さんやX JAPANのTOSHIさんのカバーが抜群に素晴らしかった。華原朋美さんは水戸黄門のテーマソングをまるでTKサウンドのようにアレンジして大胆に歌い上げた。

TOSHIさんのカバーは何と日本昔ばなしである。まさかと思いながら視聴していたがこれもまた素晴らしいカバーであった。 

超一流のアーティストが歌うとその曲の印象がまるで違う。新しいライブの可能性が開けた素晴らしい企画であった。

メインテーマである近年のテレビの危機。私は危機というより時代の変わり目だと思っていて、フジテレビが視聴率で惨敗というのは仕方ないと思う。元々チャレンジをする局が変わり目に苦労するのは仕方ないと思う。 

視聴率など一切気にしないで番組を制作してもらいたい。もちろんスポンサーの兼ね合いで難しい事ではあるが、視聴率がいいから良質な番組なのかというと全く違うと思う。 

私はニュースや報道番組を減らすべきだと思う。もっと教育番組とバラエティのバランスを重視して一日の番組を制作して、インターネットの融合というよりも参加型の番組を増やしていけばいいと思う。

一方的に番組を視聴する時代は終わったのではないだろうか。だからこそ、YouTubeが爆発的に伸びていているのではないかと思う。YouTubeの人気チャンネルなどテレビ局そのものだ。

テレビという影響力はまだまだ大変大きい。視聴者との距離をいかに縮めていくのかが今後のポイントではないだろうか? 

インターネットの普及でこれから、個人の力は益々増えていく。テレビの力はその時どうなっているのであろうか。これからもよりよい良質な番組がどんどん増えていく事を期待したい。 

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